小学校のクラブで催さられる落語会。京都大学から指導に来るという本格的なクラブに入ったため、発表会が夜行われることとなりました。
上方落語の、着物とは・・・調べてみますと、結構派手目の色の色無地やら・・・お殿様が出てくるものでは紋付き袴、など。とにかく大事なのは、内容に寄るのだそうです。
娘の演目は「やかんなめ」。三人姉妹が花見に行ったときの事件の話。町娘らしく、お花見の季節感もあった方がいい。でも、落語なのであまりフェミニンなものも可笑しい。周りの子はウールか浴衣しか着ないと聞き、このウールをひっぱり出してきました。私の叔母にもらったものです。驚いたことに、娘はピッタリサイズなので、肩上げが必要ありません、どうしたものか・・・
肩上げはいろいろな説があるようで、13、参りを済んだら肩上げが要らないというのが定説のようですが、普段の着物はいろんなサイズがあるので、小学校高学年になったら現代っ子は大きいこともあり、ケースバイケース、ということだすです。
中は、懐かしいかんじの
唐子のウール。これ、とっても気に入っています。
ところどころ虫食いがありますが・・・
半襟は白が無難でしょう。
さて、帯。
お花見ということと、色合いと閉めやすさから
こっちか。・・・
舞踊の時に使う、黒繻子の縁取りの帯。
これは要りますから、大事にしてます。
しかし、この組み合わせは痛い。
着物の襟に、黒繻子をかければなんとかなるけど
それじゃあまるで水戸黄門になってしまう・・・
リバーシブルになっています。
これはまだ、年齢的に早い。
ってことで、最初の桜にしました。
半幅帯の蝶々の下に、ハンカチなどを忍ばせておられることと思います。
舞踊の世界では、こういう玉入れの様な球をきゅっと忍ばせてしっかりと落ちないように固定します。かわいいらしい布があればぜひ手作りで。心f強い味方です。